校正作業が終わって、「よっしゃ、納品や!」と勢いよく準備を進めていた私。
でもその直後、ふと気づいたんです。
「あの項目、確認し忘れてた…うわ、また全部見直しや!」
この記事では、私自身がやってしまったミスや、注意しておいた方がいいポイントをまとめました。
教材校正を始めたばかりの方に、少しでもお役に立てればと思います!
🔻 ① ページ番号の確認漏れ
目次とページ番号がズレていた、ページの抜けがあった──そんなこと、よくあります。
特に長めの教材では注意が必要です。
✅ 対策:
- 作業の前に「ページ番号だけ」に着目して、一気に確認するのがおすすめ
- 目次とページの順番が合っているかもチェック!
🔻 ② 問題番号や設問のズレ
問題文、解答用紙、解説──この3つの番号がズレていることがあります。
✅ 対策:
- 問題番号がすべて一致しているか、必ず照合
- 「問題文だけ見てOKにしない」、資料同士をセットで見る癖をつける!
🔻 ③ 点数配分・合計点のミス
テスト形式の教材では、点数に要注意。
- 小問の点数、大問の合計、全体の合計
- 解答用紙に書かれている点数とのズレにも注意
✅ 対策:
- 作業の最初に「点数だけを一気にチェック」しておく
- 点数のバランスも意識してチェックするとミスが減る
🔻 ④ 作業時間の見積もりミス
「納期まで2週間あるから余裕やろ」と思っていたら、
届いた教材が思った以上に多くて焦る……これはよくある話です。
✅ 対策:
- 教材が届いたら、まず1ページに何分かかるか計ってみる!
- その上で全体にかかる時間を予測し、計画的に進める
- 後回しにしすぎると、ミスも増えてしんどくなるで!
🔻 ⑤ 修正箇所の見逃し・二度手間
「ここは後で書き直そう」と思って付箋を貼ってなかったせいで、
また全ページを見直すハメに……なんてことも。
✅ 対策:
- 修正したページや再確認したい場所には付箋を貼っておく!
- 「もう一度見たい場所」がひと目でわかるのは大きな時短に!
🔻 ⑥ 指示されたチェック項目を見落とす
会社によっては、「チェックしてほしい項目一覧」がPDFや紙で送られてくることがあります。
これをうっかり見ずに進めてしまうと、大事な確認漏れが出てくることも……。
✅ 対策:
- 作業の最初に「指定項目の一覧」をプリントアウト or 手元に置いておく
- ひとつずつチェックマークを入れながら進めることで、確実にミスが減る!
✅ まとめ
教材校正は、集中力と注意力が問われる仕事です。
でも、ありがちなミスや注意点を事前に知っておけば、防げることがたくさんあります。
- ページ番号の確認、目次との照合
- 問題番号のズレ
- 点数配分の整合性
- 作業時間の逆算と管理
- 再確認の工夫(付箋)
- 指定されたチェック項目をもれなく確認
自分のミスも、次への糧にしていけばOK!
校正の仕事も経験を重ねることで、どんどん精度とスピードが上がっていきます。
次回は、教材校正を長く続けるための工夫や姿勢について紹介します!
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