こんにちは、タッチです。
まず最初に言っておきますが、これは宗教の勧誘ではありません。
ただ、「この考え方、めっちゃええやん」と思ったことがあったので、
今日はそれについて書いてみます。
「諸行無常」って聞いたことありますか?
たぶん多くの人が、
中学か高校の国語の授業で一度は耳にしてると思います。
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」
そう、あの平家物語の冒頭に出てくる有名な一文です。
簡単に言うと「この世のすべてのものは、常に変化している」という意味。
人も、物も、状況も、感情も、変わり続けるのがあたりまえという考え方です。
今あるものが、明日もあるとは限らない
例えば──
今日あった仕事が、明日もあるとは限らない。
今日一緒に笑ってる人が、ずっとそばにいるとも限らない。
そう聞くと、ちょっと寂しくなるかもしれません。
でも実は、それってすごく自由な考え方やなって最近感じています。
無くなることに、執着しなくていい
「変わるのが当たり前」と思えるようになると、
今あるものが無くなることに、過剰に不安を抱かなくなるんです。
- お金が減るかも…
- SNSのフォロワーが減った…
- 持ち物が壊れた…
昔ならちょっと凹んでたことが、
今は「まぁ、そういうもんやな」って受け流せるようになりました。
ものやお金に、縛られなくなった
わたしは教員を辞めてから、
フリーランスとして働き始めて、しばらくは貯金がじわじわ減っていく状況に焦りを感じていました。
でも、あるとき気づいたんです。
「これは“お金が減ること”そのものじゃなくて、お金への執着から来てるんやな」って。
そこから、「変わっていくのが普通」という諸行無常のマインドを意識するようになって、
お金に対する不安が少しずつ薄れていきました。
その代わりに、「今、この瞬間を大切にしよう」と思えるようになった。
ご飯が美味しいとか、朝日がきれいとか、そんな小さなことが幸せに感じられる。
今できることを精一杯やる。それだけでいいんだと。
「変わるからこそ、今が大事」
世の中は変わり続ける。
だから、未来を100%コントロールすることなんてできへん。
なら、今を大切にしよう。
不安や執着でギュッと固まった心を、ふわっとゆるめてくれる。
それが、わたしにとっての「諸行無常」マインドです。
今日も読んでくださって、ありがとうございました。
また明日も、ふわっと書いていきます。
コメント