やりがいはあったけど、限界だった。元教員の本音

教員時代の記録

こんにちは、タッチです。

今日は、教員を辞めてから感じたこと──
特に、「当時どんなことで苦しかったか」を書いてみようと思います。


生徒と過ごす時間は、ほんまに楽しかった

わたしは、9年間、中学校の社会科教師を務めてきました。

教室で生徒と話す時間、
ふとした瞬間に笑いが起きる授業、
放課後に教室で雑談してる時間──

どれもほんまに楽しくて、
「この仕事ええやん」って思える瞬間もたくさんありました。

だからこそ、「生徒のために頑張らなあかん」っていう思いは、ずっとあったんです。


でも、それだけじゃ追いつかへん現実があった

教員の世界では、残業が当たり前
しかも、残業代は月にいくらまでって上限がある

つまり、どれだけ遅くまで働いても、給料は変わらない。

でも、業務量は減らない。
「やるだけ損」やって頭では思ってても、
やらな追いつかん。


徹夜、分掌、地獄のような日々

わたしは「会計」や「時間割作成」などの分掌も経験しましたが、
これがもう…地獄のような業務量でした。

夜中までパソコンとにらめっこ。
時には徹夜しないと終わらない

そんなとき、ふと我に返って思いました。

「自分、いま何してるんやろ…これ、ほんまに“先生の仕事”なんか?」


頑張る人が損する構造

もっと働く先生も、
ほぼ定時で帰る先生も、
もらってる給料は一緒。

「これって、なんなんやろな…」と、何度も思いました。

そんな日々が続いて、
限界がきました。


挑戦してみよう、そう思えた

安定した職を捨てるのは、正直、めっちゃ怖かった。
でも、心のどこかで思ってたんです。

「このままじゃ、いずれ壊れる。」

だから、挑戦することにしました。
今は、フリーランスとして日本語教師を目指しながら、教材校正やブログを書いています。


今は、落ち着いて前を向けている

驚くほど、メンタルが落ち着いてきました。
あんなに疲れてたのに、今は「仕事がしたいな」とさえ思えるようになったんです。

もちろん、今の生活が全部うまくいってるわけじゃない。
でも、「自分で選んで、自分で進んでる」っていう実感がある。

それだけで、今はだいぶ救われています。


もし、今苦しい思いをしてる先生がいたら。
「やめても生きていける」って、ちょっとでも思ってもらえたら嬉しいです。

今日も、読んでくださってありがとうございました。

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