経費ってなんや?
まず「経費ってなんなん?」って話やけど、
簡単に言うと、仕事で使うために必要なお金のことや。
たとえばやけど、
- 仕事で使うパソコン
- 作業用の事務机や椅子
- 取材で使う交通費
- 打ち合わせのカフェ代
こういうのは**「事業のために使いましたよ」**って言えるから、経費として計上できる。
経費として認められると、その分、税金が安くなるからめっちゃ大事やで。
でもな、
「なんでもかんでも経費にしたらええやん」って思ってると、あとで泣く羽目になる(笑)
簿記を勉強してわかった、「費用」と「資産」はちゃうんや
簿記3級を取ってはじめて知ったんやけど、
高価なモノって経費じゃなくて“資産”になる場合がある。
たとえば、10万円以上する椅子を買ったら、それは「消耗品費」じゃなくて「工具器具備品」って扱いになって、減価償却っていう仕組みで少しずつ経費にしていく必要があるんや。
このへん、知らんとテキトーに帳簿つけるとあとで痛い目に遭う。
簿記の知識があると、「これは費用、これは資産」って線引きができるようになるんよな。
グレーゾーンの代表例、それが「家事按分」
スマホとかWi-Fiとか、仕事でもプライベートでも使ってるもんってあるやん?
じゃあ通信費って、全部経費でいけるんか?って言うたら、
そうは問屋が卸さんわけでな(笑)
たとえば、スマホを「仕事でもプライベートでも半々ぐらい使ってるな」って感じやったら、
通信費の50%を経費にするって感じにするんや。
これを**「家事按分(かじあんぶん)」**って言うねん。
ちなみに按分率は「明確な根拠」が求められることもあるけど、
確定申告のあとに税務調査が来ても、自分で説明できたらOKって言われてるで。
「ちゃんと考えてます」って姿勢が大事やな。
ごちゃごちゃ防止には、口座とカードの使い分けが最強
もうひとつ、経費まわりで超絶ラクになったテクニックがある。
それが、
✔ プライベート用と事業用で銀行口座・クレジットカードを分けること!
たとえば:
- 仕事で使う収入や支出 → 事業用口座/事業用クレカ
- プライベートの買い物 → プライベート用口座/プライベート用クレカ
この使い分けをしておくだけで、
帳簿つけるときに「これは仕事?私用?」って迷うことが激減するんよ。
ワイの場合、
事業用クレカで事務用椅子を買う → 自動でマネーフォワードクラウド(会計ソフト)に取り込まれる →「消耗品費」で仕訳、はい完了!
って感じや。超ラク。
まとめ:経費の境界線は「説明できるか」がすべてやで
フリーランスになったばかりの頃は、
「これも経費にしといたらええやろ」って甘く考えてたけど、
簿記3級を取ってからは考え方がガラッと変わった。
- なんでも経費にするのは危険
- 高価なモノは資産になることもある
- 家事按分はきっちり説明できるように
- 口座とカードは分けると帳簿が超ラクになる
経費ってグレーに見えるけど、実は**「説明できるかどうか」**が一番大事。
変に後ろめたいことせんでも、ちゃんと理解すれば節税はできるで。
次回は、**「簿記3級の知識があれば、会計ソフトが味方になる話」**を書いていくで!
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