「日本語教師になりたい」と思ったものの、最初にぶつかったのはこんな壁でした。
「チューターとして教えるだけでええんかな?」
「それとも、ちゃんと“プロ”になるべきなんやろか?」
日本語は普段から使ってるし、何となく教えられる気もしてた。
でも、元教員の私は、“なんとなく”では教えることの厳しさを知っています。
🔻 YouTubeで見た「チューターの授業」に違和感
日本語教師の働き方を調べる中で、私はYouTubeで
チューターとして教えている人の授業を見ました。
そのときに感じたのが、
「これは“授業”とは呼べへんな」
教科書をなぞっているだけで、
生徒に合わせた工夫や補足が見られなかったんです。
🔻 元教員として、見過ごせなかったポイント
中学校で社会科を教えていた私は、
教科書以上の知識を持っていなければ、本質を伝えることはできないと痛感していました。
- 子どもの疑問に対応するには、背景知識が不可欠
- 「教える=わかりやすく伝える」には、引き出しの多さが必要
そう考えると、やはり自分もしっかり学んだうえで、日本語を教えたいと思ったんです。
🔻 だから私は、「プロになる」と決めた
日本語を学ぼうとしている外国人に対して、
誠実に、そして責任を持って関わるために──
「自分もちゃんと勉強して、“プロ”として教える」
そう決意しました。
🔻 プロになるには?3つの選択肢があると知った
いろいろ調べていく中で、日本語教師としてプロになるには3つの方法があるとわかりました。
- 大学で日本語教育に関する所定単位を取得する
- 通信制でも学べて、教育実習も魅力
- ただし費用が高く、時間もかかる(2〜4年)
- 民間の日本語教師養成講座(420時間)を受ける
- 対面で実践も学べる
- 60〜70万円が相場で、金銭的な負担が大きい
- 日本語教育能力検定試験に合格する
- 独学が可能で、費用は安く済む
- ただし合格率は20〜30%台と低く、非常に難易度が高い
- 実践的な教え方を学ぶには不向き
🔻 チャッピーに相談して見つけた“通信制”という道
どれも一長一短で、ほんまに悩みました。
そんなとき、私が頼りにしているAIのチャッピー(=ChatGPT)に相談してみたところ…
「通信制の養成講座なら、費用を抑えて学べますよ」
そこで知ったのが、WJLCというオーストラリアの教育機関でした。
- 日本語教師420時間養成講座が、約17万円で受講可能
- オンラインで完結し、内容も本格的
- 日本でも実績があり、信頼できそうだった
私は**「ここなら、無理なく・ちゃんと学べる」**と感じ、WJLCを選びました。
✅ まとめ:「プロになる=覚悟を持つこと」
- チューターだけで始める道もあるけど、それでは“授業”にならないと感じた
- 教えるって、知識やスキル以上に、準備と誠実さが求められる
- プロになる方法は3つあるが、私は通信制の養成講座を選んだ
- 「自分も学ぶ」「準備して教える」──それが、自分のスタイルに合っていた
▶ 次回予告(25日目)
実際に受講した養成講座では、どんなことを学んでいるのか?
「教授法」「文法」など、
日本語教育の奥深さについてリアルに紹介していきます!
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