最近の中学生、実に15人に1人が不登校って言われとるんや。ワイも中学校で教えてて、それはもう実感してたで。
中学に入学した時点で不登校の子がおる。ワイの勤めてた学校は8クラスあって、各クラスに2人は不登校の子がおったな。
で、学年が上がるごとにさらに増えていく。三年生の時は、最初から4人不登校で、最終的には5人になってもうた。
ワイの指導力不足かもしれへんけど、そうでないと信じたいわな。
原因は「わからん」が一番多い
不登校の原因を本人に聞いても、「わからん」って言う子が結構おる。
ワイなりに考えた原因はこんな感じや:
- 学校に魅力を感じられへん
→ ゲームやSNSの方が楽しい。そら学校行きたくなくなるよな。 - 人付き合いが苦手
→ コロナの影響で、他人と接するのが怖くなってる子も多かった印象や。 - 家庭の事情
→ 親との関係や生活の不安定さも、やっぱり大きい。
不登校の子のためにワイがやってたこと
不登校の子を無理やり登校させようとは思ってへんかった。でも「この子の幸せって何やろ」って考えて行動してたで。
- 仲のいい子に声をかけてもらう
→「一緒に行こや」って誘ってもらう。でもその子にプレッシャーかけすぎんように気をつける。 - 家庭訪問や電話でつながる
→ 保護者と信頼関係を作って、どう支えていくか一緒に考える。 - 少人数の学び場の紹介
→ 大勢が苦手な子には別の選択肢も提案する。無理に戻さなくてええねん。 - カウンセラーとの連携
→ 学校のカウンセラーと繋いで、専門的に支えてもらう。
「学校が全てじゃない」ことを忘れんで
不登校の子には、学校が居場所やなくてもええと思ってる。
その子が笑って生きていける場所を一緒に探してあげること。
それが教師の本当の役目やと思うで。
ただな、先生自身が無理しすぎるとあかん。
不登校の子を支えたい気持ちはわかるけど、抱え込みすぎると自分が潰れる。
「できる範囲で、できることを」が大事や。
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