人はみな対等──教師も生徒も同じ仲間や

教員時代の記録

🔎 すべての人間は対等

アドラー先生は言った。すべての人間は対等で、上下の差なんてない。
でも教員をしてると「先生は上、子どもは下」って意識にとらわれがちや。
けどその考え方は、お互いを苦しめるだけやった。


🗣️ 褒めることの落とし穴

ワイも昔は、怒鳴るんやなくて「褒めて動かそう」としてた。
でも実は「褒める」ってのもあんまり良くない。

なぜなら、褒めるってことは上から評価してるってことやからな。
それでは子どもの自立心は育たんし、「対等な関係」とは言えへん。


👀 対等に相手を見る

子どもやからって侮らん。
どの子にもいい面があるし、それに着目することが大事や。

例えば「スピードが遅い」子も、見方を変えたら「慎重」やと言える。
欠点やと思ってた部分も、実は長所になり得るんや。


💬 アイメッセージと感謝

対等に関わるには、次のステップが役立つで。

  1. いい面に着目する
    ─ 「掃除を細かいところまで丁寧にしてくれてるやん」
  2. アイメッセージを伝える
    ─ 「私は嬉しいで」
  3. 最後に感謝を述べる
    ─ 「ありがとう」

これをやってると、子どもだけやなく大人との関係もめっちゃ上手くいく。


🌱 仲間として生きる

どんな人間も同じ位置に立ち、今を一緒に生きる仲間や。
これはどんな時も忘れたらあかん。

傲慢にならんように、対等な仲間として相手を尊重して生きていきたい。


✅ まとめ

  • 先生と生徒の上下関係をつくるとお互い苦しくなる
  • 褒めるのも上から目線になりがちで自立を妨げる
  • いい面に注目し、アイメッセージと感謝を伝える
  • 誰もが対等な仲間やと意識すると人間関係はスムーズになる

⏭ 次回予告

次の記事では、これまでの内容を総まとめして「アドラー心理学で教員時代を乗り越えた話」を振り返るで。

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