歴史教育で伝えたかったこと

教員時代の記録

~日本を誇りに思う心を育てたくて~

■ アメリカ留学で気づいた「日本の素晴らしさ」

大学生のとき、ワイはアメリカに留学してたんやけど、もう文化も考え方も日本と全然ちゃってて、最初はほんまに戸惑った。でも、そんな中で逆に日本の良さに気づかされたんや。「こんなに治安が良くて、人が優しくて、きめ細やかな社会って他にあるか?」って。

そこからや、日本のことをもっと深く知りたくなって、歴史を勉強し直したのは。すると、今まで学校で教えられてきた内容と違う視点が見えてきた。ご先祖さんたちは、命をかけて日本を守ってきた。そのおかげで、今こうして平和に暮らせてるんやと実感したんや。


■ 日本人としての誇りを伝えたい

その時に思った。「この素晴らしい国を、次の世代にもちゃんと伝えたい」と。それが、社会科教師を目指したきっかけや。アメリカの大学を卒業した後、日本の通信制大学に通って、教員免許を取得。ようやく夢やった教師になった。


■ 理想と現実のギャップに悩んだ日々

でも現実は厳しかった。教科書には「日本が悪かった」という内容が多くて、自分が伝えたい「日本の素晴らしさ」はなかなか扱われてへん。受験に必要やから、教科書を丁寧に教えなあかん。でも、自分の思いを語る時間はほとんどない。これはほんまにジレンマやった。


■ 社会科って「幸せを考える科目」やと思う

そこでワイは、少しずつ考え方を変えていった。「社会科って何のためにあるんやろ?」って考えたとき、多くの人が幸せになるためのヒントを考える教科なんちゃうかと思うようになった。

「今の社会をどうしたら良くできるか」
「どうしたら誰もが生きやすい社会になるか」
「過去の出来事から何を学べるか」

そうやって一人一人が考えることが、未来を良くしていく。社会科は、そのための教科やとワイは信じてる。


■ 結び:誇りと希望を持って生きてほしい

歴史を学ぶ意味って、ただの年号の暗記やなくて、「自分がどんな国に生まれたのかを知ること」、そして「より良い未来をつくること」やと思う。
ワイはこれからも、子どもたちに「日本に生まれてよかった」「この国を大事にしたい」って思えるような授業をしたかった。
ほんの少しでも、そんな気持ちが届いていたら嬉しいわ。

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