子どもが自分から動き出す!学習班のつくり方と運営のコツ

教員時代の記録

授業で大事にしてたもんの一つが学習班や。前回もちらっと出てきたけど、学習班はほんまに大切やで。上手く回すことができたら、教室の空気がまるごと変わる。

ワイは、社会科の授業で毎回のように学習班を活用してた。支え合いができるし、班対抗でゲームもできる。楽しく授業するには必須の存在や。

できる子は教えることで頭が整理されて、自分で勉強するよりもよっぽど理解が深まる。できへん子も、「わからんまま放置される」なんてことにはならへん。しかも、それ以上に大事なんが、人間関係ができて、仲良くなっていくことやとワイは思ってる。


【学習班の基本構成】

班の人数は基本4人。これ以上多くすると、発言せんと黙ってる子が出てくるからあかん。
そして一番大切なんが、学力のバランス。学習が得意な子と苦手な子を混ぜるのが鉄則や。苦手な子だけで固めるなんてもってのほか。

2ヶ月くらいしたら、**班替え(席替え)**して、新しい関係性を作っていく。それでまた教室の雰囲気もリフレッシュするんや。


【学習班の授業の進め方】

たとえば、地理の授業で「世界の国を調べよう」ってやるとする。
Aくんがイタリアを調べてきて発表する。そのとき、他の班の子はただ聞くだけやなくて、

  • 発表の中で大事なことをメモしたり
  • 発表の良かったところをAくんに後で伝える

こんなことをさせてたで。聞いて終わりじゃなくて**「聴く力」「伝える力」**も育てていくんや。


【教師の役割はサポーターや】

ワイら教師の役割は、上手く班が機能してるか見回ってサポートすることや。

  • 困ってる子がおったらさりげなくフォロー
  • よう教えてくれてる子や頑張ってる子がおったら、即座に褒める

授業の主役は子どもたちやから、教師は「支える側」に回ったほうがええんや。

ただし、内容がちょっと難しいときは、授業の最後にワイが前に出て、

  • 絵を描いたり
  • パワーポイント使ったりして

わかりやすく整理して伝えるようにもしてたで。でもこれは長々とせずに、短くサクッとやるのがポイント。

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