「部活動が好きで、休日返上でも子どもと関わりたい」
そういう人以外、中学校の先生は…やめといたほうがええ。
それぐらい、部活動の顧問って地獄やねん。
わいが先生を辞めた理由のひとつも、間違いなくこの「部活動」。
国が「地域移行を進める」とか言うてたけど、全然進まへん。
授業も、学級経営も、校務分掌も、保護者対応もある中で、
休日も部活? メンタル壊れて当然やろ。
【地獄のエピソード】
ある夏、わいは陸上部の顧問やった。
朝5時集合、夜18時まで試合。
それが土曜・日曜連続、しかも2週連続。
つまり3週間、完全休みゼロ。
メンタルも身体もガッタガタになったわ。
しかもこの引率で1日もらえる手当、たったの3,000円。
朝5時から18時まで働いて、やで?
時給いくらやねん。完全にボランティア。
【顧問のなすりつけ合いと、無理ゲーな現場】
毎年4月、職員室で始まるのが「どの部活を誰が持つか」の争い。
やりたい人なんかおらん。そりゃ揉めるわ。
文化部希望が殺到。
**「何も知らんのにバスケ部顧問になった」**って人もおる。
指導スキルなかったら子どもからの信頼もなくなる。
正直、地獄のスパイラル。
さらに、試合のバス手配・費用集金・支払い。
これ、ほんまに先生の仕事か?
【それでも続ける人もおる】
もちろん、子どもと過ごすのが楽しい、
部活が生きがいやって人もおる。
でも、そうじゃない人にとっては過酷すぎる。
「部活に人生を捧げる」くらいの覚悟がなければ、
ほんまに潰れる。
【だから、部活動は地域に任せるべきやねん】
国の方針が進まへん中、先生だけが犠牲になる構図。
「部活動は地域へ」って言葉だけが独り歩きしてる今、
現場の先生は疲弊しきってる。
ワイが辞めたのも、部活動を含めたこの働き方に限界を感じたからや。
次は、**「定時で帰るには?仕事の段取りと片付けの話」**へつづく。
コメント