「保護者対応のコツ4つ!元教師がモンペ対応で学んだこと」

教員時代の記録

保護者とは上手に付き合わなアカンって話

学校の先生の仕事は、子どもを見るだけやない。保護者との関係もめっちゃ大事や。
大半の親はええ人やけど、中にはほんまに理不尽なこと言ってくる人もおる。
ワイが現役のとき、ほんまに苦い経験したわ。


【失敗談】ブチギレてしもうた電話

ある日、保護者から電話がかかってきて「うちの子いじめられてるんちゃうか?」って。
ワイはびっくりして、すぐに子どもたちに事実確認。そしたら「いじめはなかった」という結論に至った。

けど、この確認だけでもめっちゃ神経すり減らして大変やったんや。
で、保護者にその結果を伝えたら──

「そんなん信じられへんわ!」

って、怒鳴られた。
疲れてたのもあって、ワイも電話口でキレてしもうた。

「いじめられてへん言うてるやんか!」

……そら管理職に怒られるわな。
結局、雨の中、その家まで謝りに行って、なんとか許してもらえたけど、反省しかなかった。


それ以来ワイが実践した「保護者対応の4つのコツ」

失敗から学ばなアカン。ワイが身につけた保護者対応の4つのコツ、シェアするで。


✅ コツ①:とにかく「聞く」、聞く、聞く!

親から電話がきたら、まずは黙って聞くこと。
「なるほど、そうだったんですね」「そうなんですか、それは心配になりますよね」
こんな風に、しっかり相槌を打つ。
多少大袈裟でもええ。話を全部聞く前にこっちから話すのは厳禁や。


✅ コツ②:共感の姿勢を忘れずに

「そうですよね。大変でしたね。」
「わかります、そのお気持ち。」

こういった一言があるだけで、相手のトーンがスッと落ち着く。
怒ってる人ほど、「共感されたい」だけってことも多いねん。


✅ コツ③:子どもを褒めるエピソードを話す

「○○さん、実はこんな良いことしてくれて…」
このひと言で、親の心も緩む。

普段から子どもをよく見て、小さな“良い行い”を覚えとくんや。
褒められて嫌な気分になる親はおらんで。


✅ コツ④:事実を淡々と、冷静に伝える

例えば喧嘩があったら、

  • 何があったか
  • 誰にどう聞いたか
  • どう指導したか
  • 今後どう対応するか

これを事実だけ、冷静に伝える。「私はこう思います」みたいな感想は不要や。
感情を挟まん方が、むしろ信頼される。


【番外編】理不尽すぎるクレームは管理職に頼ろう

卓球部の顧問してたとき、
「ボールはどこどこのメーカーにしろ!」
とかよう分からんクレーム言うてくる親がおった。

こういうときは無理せんと、管理職(校長・教頭)にバトンタッチや
先生は子どもの教師であって、親の下僕ちゃうで。


最後に:自分が悪かったら素直に謝る。それだけでええ

保護者対応で一番大事なんは、変にごまかさへんことやと思う。
自分がミスしたなら、素直に謝る。それで人間関係って案外うまくいく。


次回予告

👉 第2回「教材研究、最短ルートを教えるわ。元社会科教師のリアルな時短術」


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